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- 2017年2月1日
【卒業:水曜夜枠のお店紹介】五島BAR~五島列島の焼酎とうどんが楽しめる、お酒好きのためのお店です~
水曜日夜・五島BARのモチキです。
長崎県五島列島出身。18歳まで島で暮らしていました。
映画館もボーリング場もない、デートは浜辺。
そんな島を出て10年が経ち、帰省するのは3年に一度程度。
同級生からは「島を捨てた女」呼ばわり。
心のどこかでつながりを求めていたのでしょうか。
不思議なものですね、五島のお酒のお店を週に一回開くことになりました。
五島BARは、五島の芋焼酎とうどんが美味しいので、本土のひとに伝えたい!という思いから始まりました。
(五島ではほんとうに”本土”という表現をします)
五島の芋焼酎が奇跡的に美味しいんです。
ですが、関西で飲めるお店がなかなか無いのです。
「ほな、やるばい。」(関西弁と九州弁のハイブリット)
ということで毎週水曜日に五島の焼酎とうどんをメインにしたお店を運営しています。
島の焼酎の歴史は決して長いものではありません。当店が扱う五島灘酒造さんも2007年にできたばかりの酒造。五島では、かんころもちという干し芋を混ぜ込んだ甘いお餅を伝統的につくってきたため、芋焼酎を生産することになりました。地元農家12軒が耕作放棄地を耕し、そこで育てた黄金千貫を使用しできたのが”五島灘”。
昔、捕鯨地であったことからラベルには鯨が描かれています。
気になるお味ですが、スッキリ!クセのない清らかな風味が特徴となっています。とっても上品に仕上がっています。
お酒づくりは水が命ですが、子供のころから水道水でも美味しくごくごく飲めていた五島の水であれば、お酒も美味しくなるんだなぁと納得しちゃいます。
もうひとつの看板である五島うどんは、細さが特徴的な乾麺。強いコシがあり、のどごしはつるり。”地獄炊き”という昔ながらの食べ方でいただきます。生卵を溶いたものにアゴ出汁や醤油・薬味を入れ、そこに茹でたての麺を浸けながらつるっと口に放りこむのです。シメにぴったりの優しいお味です。
店長が無類の酒好きのため、五島の焼酎以外にも、壱岐の焼酎などカウンターにずらりと酒瓶が並びます。また、スコッチウイスキーやクラフトビールも扱っています。こちらは五島とは関係ありません!燻製ビールや私が世界一美味しいと思っているIPAなどなど、個人のお店だからことできる変わったラインナップを扱っています。
また、うちでは”シェアビール”も行っています。クラフトビールは量はかわいらしく、値段はかわいくないことが多いので、他のお客さんと中身も支払いも半分こという寸法。せっかく多種多様な味が魅力のクラフトビール、いろいろな種類のものを試してほしいなと思い始めました。
お酒を通して自然とお話しできるような雰囲気づくりを心がけているので、はじめての方でも気軽に入っていただけます。もちろん話しかけるなオーラを出してくだされば、おひとりにしますのでご安心を。モットーは「お酒がより美味しく感じられるように!」です。
実は五島BAR、こっそりリバーサイドカフェの管理人が店長としてカウンターに立っております。カフェの仕組みが気になるという方は、こちらでお尋ねください。
五島BAR、店長モチキでした。